2021年3月18日
放課後デイサービスについての疑問・役割について
放課後等デイサービスとは、障害を抱えていたり発達に特性が認められる子供たちの為に提供されている社会福祉事業です。
ただ、放課後デイサービスを利用したことがない方にとってはどういった役割をしてくれるのか疑問が多いかと思います。そこで今回は放課後デイサービスについての疑問にお答えしていきたいと思います!
- 放課後等デイサービスの対象年齢は?
- 放課後等デイサービスの対象年齢は、6~18歳の就学児童になります。
6歳以下(未就学)のお子さんに関しては、児童発達支援という福祉支援サービスがあります。
- どんな子が対象になるの?
- 放課後等デイサービスは、身体障害・知的障害・精神障害・発達障害などを抱える子供たちが対象です。
ただし、施設によっては障害者手帳を持っていなくても、受給者証の提示で利用が認められる場合もあります。
- 利用回数には制限があるのか
- 基本的に回数制限があります。ただ、お子さんによって回数は変動してくるので人それぞれです。
障害を抱えた子供の状況や家族や保護者の状況、家庭環境、利用意向などが審査され利用回数に上限が決められたりします。その為、上限回数の範囲内で子供に適したサービスを考える必要があり、それぞれの状況や希望に合わせて施設を選ぶのが一般的です。
- 放課後等デイサービスでどんな事が学べる?
- 施設によって違ってきますが、工作やモノづくりを通して集中力や自ら学ぶ力を育てたり、PC学習や社会見学を通して生活面や就職に役立てる事を学んだりします。
もちろん、基本的な学習支援も行っていますが、集団活動を通してのコミュニケーション能力の向上や様々なことからお子さん一人でも自立できるようにと指導していきます。
- 保護者への支援もあるのか?
- もちろん、お子さんだけではなく保護者の方も支援も受けられます。障害を抱えた子供を育てていくには、多くの知識が必要です。ご家庭だけだと解決できない悩みも相談することにより一緒に解決へと導きます。
また、お子さんのケアを一時的に代行することで家族や保護者の時間を保障してくれます。ご家族がお子さんとゆとりをもって向き合えるように放課後等デイサービスはあるのです。
- 今すぐにでも利用できるのか?
- 今すぐに何も準備していない状況では利用はできません。まずは地方自治体の福祉担当窓口や障害児相談支援事業所などに相談しましょう。
受給者証の取得基準や申請手順は自事態によって異なりますので地域の自治体に確認してみて下さい。